implant

歯を失ったあとに、その失われた歯を補う
治療法のことです。

金属(チタンやチタン合金)でできたフィクスチャー(人工歯根)を歯が失われた部位の顎骨(歯槽骨)の中に埋め込み、そこにアバットメント(土台)をいれて、その上に人工の歯を被せる治療法です。

当院は、生体親和性の最も優れた金属であるチタンを用いています。
インプラントは60年以上の歴史があり、世界中で多くの治療に役立っており、実証されています。

メリット

  • 通常、健康な歯を傷つけることはありません。 
  • 固定式の人工歯を作ることができます。 
  • 他の健康な歯に負担がかかることはありません。
  • 天然歯に近い仕上がり
  • 健康な歯を削る必要が無く、周りの歯に負担をかけない
  • 義歯などをしっかり固定出来、「ずれ」などによる不快感を解消
  • 自然に噛むことが出来、美味しく食べられる

デメリット

  • 保険適用外となる
  • 外科的手術が必要
    具体的には骨の中にインプラント体を埋め込む(埋入する)必要があり、そのために(外科)手術が必要となります。また、患部の骨の状況等によっては、さらに骨移植等の手技が必要となることもあります。
    手術を行う関係で、顎の骨を診断するレントゲン検査やCT検査、全身検査が必要となります。 
    治療期間は、通常、長期にわたります。 
    例えば、埋め込まれたインプラント体と骨がしっかりとくっつく(結合する)まで最低でも2か月間、長ければ半年以上がかかります。
    期間には個人差があります。骨の量や質によって変わります。 
    原則として、健康保険は適用されず、医療費は全額自己負担となります。 

当院のインプラント治療の方針としては、
(1)まず顎の骨が十分あるかどうか
を確認します。
(レントゲン撮影・CT等による)
(2)インプラントの上部構造が
入るスペースがあるかを
確認します。
もし、これらが適さなければ、他の方法、専門医の紹介をご提案します。

reference

▼歯を1本失った場合のインプラント

歯を1本失った場合のインプラント

※ 失った歯の部分にインプラントを挿入します。

▼歯を数本失った場合のインプラント

歯を数本失った場合のインプラント

※インプラント2本を入れ、間の歯はブリッジで保持します。

▼歯を全て失った場合のインプラント

歯をすべて失った場合のインプラント

※入れ歯を固定させるためにインプラントを使用します。
※インプラントの先端に磁石をおくことで、入れ歯がずれないようにします。

インプラント治療の流れ

カウンセリング:
患者さんのお口の悩みをお聞きし、
インプラント治療について
説明します。

CT/口腔写真撮影、模型診査:
患者さんのあごの骨の状態、
お口の状態の検査をします。

治療計画の説明:
検査をもとに治療計画を立て、
説明します。
(※当院は原則二回法を行っております。)

インプラント埋入手術:
インプラント体を
埋め込む手術をします。
患者さんによって骨移植などの
オプションの手術も同時に行います。
(※ケースによっては
専門医の紹介もあります。)

治療期間:
患者様のお口の中の骨と
結合するまで待ちます。
(2ヶ月~3ヶ月程度)

第2段階として、約2~3ヶ月後に、二次手術をして、頭出し、そしてアバットメントを入れて、上部構造を被せます。
※上部構造 2種類あり
(セメント固定、スクリュー固定)

定期検診・メンテナンス:術後は定期検診で問題が起きないよう メンテナンスしていきます。

使用機器

インプランター

使用するインプラントは純チタンの
ネオバイオテック社製です。

治療風景